造作家具の見積もり用図面

カップボード見積り用図面 Blog

神戸市のマンションでカップボードの見積もり依頼をいただきました。
オーダー家具で作ればサイズも仕上げもぴったりおさまるのでこういった問い合わせはよくあるのですが、キッチン廻りのプチリフォームといえばコンセントの移設も伴ってくることが多くなります。

今回の依頼もコンセントの移設も伴った提案になりました。

造作家具だけではなく電気配線やコンセントの設置工事が必要になるため、造作家具職人だけでは現場がおさまりません。
複数の業種が絡むために予算もやや高めになってきてしまいます。
5万円程度の追加予算は見ておいていただきたいところです。

さらにキッチン廻りでは電子レンジやポット等を使うことが想定されるため、分電盤から直接引っ張ってくる専用回路によるコンセントを望まれがちです。
その場合は、分電盤に空きはあるのか?配線経路の確保はできるのか?等の検討が現場調査を経て必要になります。

配線が壁内に隠ぺいできなくても、露出してモールで処理すれば見栄えにこだわりさえしなければ何とかなります。
問題は分電盤の空きですね。こればっかりはコンセントだけのために増量するのはオーバースペックになると思うので、空きがない場合は現状に合わせた工夫が必要になってきます。

家具から建築まで、設計事務所と家具工房の協働による造作家具の提案をご覧ください!

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