大阪のバーでは最後のオーダー家具の搬入・設置です。
主な作業は棚の隠し引き戸と跳ね上げカウンターの設置で、他にも今までに取り付けていた造作家具の調整をします。
棚の隠し引き戸
天井いっぱいの高さで奥行210mmの棚を引き戸用のレールで吊りました。
奥行があるということで、レールを2本使っているところが不安の種です。
2本のレールで引き戸を吊るというのが初めての経験だったので、レールがうまく作動することを祈りながら現場で吊ってみました。
ソフトクローズも調整して何とかイメージ通りの隠し扉になりました。
跳ね上げカウンター
レジンカウンターに続く跳ね上げカウンターは、ほとんど上げた状態で使うということでした。
カウンターとしての使用もあるのですが、壁に掛けたオブジェとしてのイメージも重要になってきます。ということで、裏表共にフローリング貼としました。
両面に無垢フローリングを貼ったためにかなり重くなったのですけど、ほとんど動かすことがないということでそのまま設置完了。
最後に跳ね上げの動作もカウンターとの高さ関係も確認しましたが問題ありません。
その他のオーダー家具の調整
ボトルラックは扉の調整を行いました。さらにメイン棚、吊棚共に間接照明が入り、見栄えが一変しています。
格子隠し扉にはドアクローザーを取り付けたので、きっちりと閉まるようになっています。
そしてトイレやその他の建具の調整を行い、造作家具工房としては大きな仕事でしたがようやく全ての作業は完了しました。
仕上がった作品はまた別の記事で確認いただけるようにまとめます。
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