大阪の店舗のレジンカウンター

レジンカウンター Blog
レジンカウンター

大阪の店舗ではレジンのカウンターを製作します。
曲線により構成されるアールカウンターは家具工房で作って持ってくるオーダー家具ではなく、現場での作業となります。



レジンカウンター

まずは現場に入ってきた材料を見てみましょう。
無造作に置かれていますが、天然木の無垢の板です。表面がくすんだように見えますが、くすんだ表面を削ればきれいな木目が出てきます。多少の傷も削ることで全て落ちるので問題ありません。この無垢の板をカウンターに並べてレジンで固めてしまうというのがこの店舗のカウンターデザインです。



レジンカウンター
レジンカウンター

大工さんが作ったカウンター下地の上に、ざっとこの無垢材を仮置きしてみます。
自然な形の木材のその並びやつながり、デザインを確認するのです。ここでの配置がこのカウンターのデザインの成り行きを決定してしまうといっても過言ではないので慎重に。。。



レジンカウンター
レジンカウンター
レジンカウンター
レジンカウンター

デザインの確定後、型枠をしっかりと作った上でカウンターの底に薄くレジンを流し込みます。レジンを乾燥させ、無垢材をそのカウンターに固定しました。
そこからは無垢材が沈むまでレジンを流し込んでいくだけです。



レジンカウンター
レジンカウンター

少しずつ水位が上がっていくレジンが、やがて天然木を覆い始めます。
レジンに埋まった天然木は濡れ色になってより魅力を増したように見えています。
現場が明るいので、カウンターにいろんなものが移りこんでいますが、薄暗い店舗ではキレイに映えるのではないでしょうか?
現場で作る造作家具です、乾燥が楽しみですね!



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